NEC、入国審査・税関申告の手続をワンストップで実現
NECは、羽田空港第2ターミナルにおけるスムーズな入国審査・税関申告のために活用する出入国在留管理庁・税関共同KIOSK端末「共同キオスク」の設置および関連システムの設計を出入国在留管理庁(入管庁)ならびに財務省税関から受注したと発表した。同端末は2024年1月31日から実証実験が始まる。入国動線上に設置した同端末に事前に必要情報を登録し、入管庁ならびに税関のシステムに情報連携することで入国審査・税関申告の手続をワンストップで実現し、スムーズな入国手続と空港の混雑緩和に貢献する。
訪日外国人旅行者数の増加に伴い、入国審査・税関申告では電子手続を利用する旅客が急増している。2030年には訪日外国人旅行者数6000万人という政府目標が掲げられており、円滑で効率的な空港での入国手続が必要不可欠とされ、電子手続の注目度が高まっている。
(全文は1月31日付け2面に掲載)
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
最新の投稿
- CATV2024.11.22知多メディアス、東海市創造の杜交流館の指定管理者に指定
- CATV2024.11.22スカパーJSAT、革新的な非地上系ネットワーク事業化
- CATV2024.11.20JCOM、相模大野のエリアマネジメント活動に参画
- CATV2024.11.20CNCI、eスポーツ活用で運動習慣創出へ挑戦