KDDIスマートドローンなど、能登半島地震後の橋梁緊急点検にドローン活用
NiX JAPAN(富山市、市森友明社長)、KDDIスマートドローン(東京都港区、博野雅文社長)は、石川県羽咋市より要請を受け、2024年1月17日に同市内において、ドローンを活用した橋梁の損傷状況等の緊急点検を実施した。
羽咋市では、震災による道路の亀裂などの影響で、橋梁を点検する作業車や機械の手配が困難な状況だった。今回の支援活動では、橋梁の安全性をいち早く確認するため、ドローンを活用した緊急橋梁点検を実施した。
ドローンを活用することで、狭小空間でも死角のない撮影ができ、支承、橋脚、橋台の部材の損傷状況を即時に確認することができた。また、機材の準備に時間を要さず、現場負担軽減や2次災害抑止にもつながった。
具体的な支援内容は、
震災による緊急橋梁点検の実施で、場所は石川県羽咋市内(汐見大橋、むつみ橋、さくら橋、釜屋大橋、鹿島路跨線橋)。橋梁の損傷状況の調査を実施。使用機体はSkydio 2+、M300 RTK+H20T。
写真はドローン操作を行うKDDIスマートドローンの社員
(全文は2月7日付け2面に掲載)
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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