アンリツ、ネットワークマスタ プロにOpenZR+測定モジュール
アンリツ(濱田宏一社長)は、ネットワークマスタ プロ MT1040Aのモジュールとして、DCI(データセンター間接続)やメトロネットワーク構築の低コスト化を実現するインタフェース規格OpenZR+に対応した測定ソリューション「400G(QSFP―DD)マルチレートモジュール MU104014B」を開発し、販売を開始した。同測定ソリューションにより、既存のWDM(波長分割多重。1本の光ケーブルに、波長の異なる複数の光信号を押しこむことによって、擬似的に複数の光ケーブルとして扱う技術)システムを使用した高価なネットワークから、新たに規格化されたOpenZR+トランシーバーを使用した安価なネットワークへの移行試験が可能となるため、ネットワークの構築・拡張コストの削減に貢献する。また、この測定モジュールは、優れた排熱かつ冷却性能を有しており、OpenZR+トランシーバーの発熱に起因する通信障害を防ぐことができるため、より正確にネットワークの性能を測定することが可能だ。
写真は ネットワークマスタ プロ MT1040A
(全文は2月9日付け2面に掲載)
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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