富士通とAWS、クラウドでのレガシーシステムのモダナイゼーションでパートナーシップ
富士通とアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は3月18日にハイブリッド会見を行い、レガシーシステムのモダナイゼーションの加速に向けてグローバルパートナーシップ(富士通とAWSの国際的な協業)の拡大に合意し、同協業を「モダナイゼーション・アクセラレーション・ジョイント・イニシアティブ」として4月1日より取り組みを開始すると発表した。
富士通執行役員SEVP(兼)グローバルテクノロジービジネスグループ長の島津めぐみ氏とAmazon Web Servicesグローバルサービス担当バイスプレジデントのウウェム・ウクポン氏が会見した。
この協業では、顧客のメインフレームやユニックスサーバー上で稼働する基幹システムのアセスメントから、移行、モダナイゼーションまでの一貫した迅速でセキュアな支援を提供する。両社は、金融や小売、自動車をはじめとする製造業など、多様な業界の顧客がAWSクラウド上でレガシーシステムのモダナイゼーションを推進し、クラウド上に刷新した基幹システムで実現する俊敏性(アジリティ)や強靱性(レジリエンシー)を活かして、急速に変化するビジネス環境に対応できるよう支援する。
(全文は4月1日付け2面に掲載)
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。