NTTデータなど、「pipitLINQ」差押電子化サービスを活用したデジタル化推進

りそなグループの埼玉りそな銀行とNTTデータ、AGSは、加須市をはじめとする埼玉県内の自治体とNTTデータの「pipitLINQ(ピピットリンク)差押電子化サービス」を活用した差押業務を開始したと発表した。
埼玉りそな銀行と加須市等の自治体は、NTTデータが提供する同サービスの導入により、差押業務の一部を電子化し手続きを短縮化する。なお、同サービスの導入は埼玉りそな銀行と加須市が全国初。
埼玉りそな銀行とNTTデータは行政DXの取り組みを推進し、社会課題解決に貢献する。
埼玉りそな銀行とNTTデータは、国の「デジタル社会の実現に向けた重点計画」「自治体DX推進計画」を受け、埼玉県内においてDXを活用した地域課題の解決を目指し協業している。
2019年からはAGSとともに、行政機関と金融機関の間で行われる預貯金等照会業務をデジタル化する「pipitLINQ 預貯金等照会電子化サービス」の提供を県内で開始した。現在では全国約900の中央省庁、自治体等の行政機関、約200の金融機関が利用し、業務効率化に貢献している。

(全文は4月19日付け2面に掲載)

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。