AI活用で地域メーカーの新商品をプロデュース
NTT DXパートナーは、新たな取り組みとして「地域の技術力を広く世界へ」をコンセプトに、全国の中小ものづくり企業(メーカー)の技術力を活用し商品化する「新商品プロデュース事業」を2024年8月1日(木)に開始すると発表した。商品企画段階から拡大販売までのサポートに強みをもつ、株式会社マクアケ(本社:東京都渋谷区、代表者 中山亮太郎)と連携することで、メーカーが抱える「新しいチャレンジをしたいが、何から始めるべきか分からない」「市場のニーズが分からない」「開発はしてみたものの、あまり売れなかった」といった悩みを解決し、地域の技術力を広く世の中へ届けることを目指すとしている。
事業は、メーカーにおける新商品の企画から販売までを一貫して伴走支援する「新商品コンサルティング」と、生活者の体験価値を創り、メーカーや商品へのエンゲージメントを高めることで商品開発前から多くのファン候補を集める新商品開発プラットフォーム「架空商品モール」の2つから構成される。
同社によると、日本の各地域には、確かな技術力で素晴らしい商品を作り続けているメーカーが数多くあるが、少子高齢化による労働力不足やデジタル化に伴う販売経路の多角化、人々の価値観の多様化などの外部環境の変化により、今までと同じ商品、販売経路のみで事業継続することが難しくなっている。また、大企業の下請けとして、マーケティングや販売戦略に携わることなく、技術力を一心に磨いてきたメーカーも多く、「新たな商品開発・販売にチャレンジしたいが何から始めるべきか分からない」という声を聞く機会が増えているという。
同社ではこれまで、メーカーの新商品デビューに向けて、企業の技術力を活用した新商品の企画からマーケティング、PRまで幅広く支援してきた。今後は、さらに多くの新商品創出を後押しすべく、マクアケの展開する製品プロデュース支援事業「Makuake Incubation Studio」(MIS)と連携し、商品の企画・開発、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」での商品発表や、その後の拡大販売まで一貫した支援を行っていく。
(全文は7月31日付紙面に掲載)
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