NEC、シニアレジデンスに顔認証システム
ECは、三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)と共同で、2024年10月に開業を予定しているシニアレジデンス「パークウェルステイト西麻布」の一般居室全340居室の玄関ドアおよび共用施設に顔認証システムを設置する。顔認証によるストレスフリーな移動と外部の安否確認システムなどと連携した見守り機能の実現により、入居者の利便性と安全性の向上に貢献する。なおシニアレジデンス一般居室全室への顔認証システム導入は国内で初めて。
「パークウェルステイト西麻布」は、「Life―styling×経年優化」のブランドコンセプトのもと、入居者の様々なライフスタイルに合わせ、多種多様な共用施設が設けられた、三井不動産レジデンシャルの提供するシニアレジデンス「パークウェルステイト」シリーズの中でも都心初のフラッグシップ物件だ。
今回NECが提供する顔認証システムは、各居室に加えエントランスやプールなどの共用施設にも導入される。これにより鍵を持たずに外出することが可能となるだけでなく、館内の移動もスムーズになり、鍵の紛失や置き忘れ、また荷物で手がふさがっている状態での鍵の取り扱いなどの煩わしさから解放される。
さらに、顔認証を活用することで、大浴場など特定の場所における長時間滞在者の把握や安否確認システムへの連携など、従来の鍵を用いたシステムでは難しかった入居者の見守りを実現する。
全文は8月2日付け5面に掲載
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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