「Inter BEE2024」千葉・幕張メッセで開幕 60回目を迎える日本最大級のメディア総合イベント 15日まで
音と映像と通信のプロフェッショナル展「(第60回)2024年国際放送機器展(International Broadcast Equipment Exhibition 2024)」(略称:Inter BEE2024)が11月13日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した(会期は15日まで)。今年で60回を迎えるInter BEEは「コンテンツ」を中核とし、コンテンツを「つくる(制作)」「おくる(伝送)」「うける(体験)」のすべてを網羅し、メディアとエンターテインメント分野の最新情報とビジネスの場を総合的に提供する。
今年は出展者の産業の幅が広がり、会場規模は幕張メッセの展示ホール7ホール分に拡大しての開催で、規模は出展者数が1058社/団体、出展小間数は1811小間。展示は「プロオーディオ部門」「エンターテインメント/ライティング部門」「映像制作/放送関連機材部門」「メディア・ソリューション部門」の4部門で構成される。また、『未来を見据え、新たな10年への扉を開く』取り組みとして、初めての試みとなる「INTER BEE AWARD」や新しい特別企画「INTER BEE CINEMA」が実施される。
INTER BEE AWARDは、Inter BEEの会場に展示される製品・サービス等を対象として応募を受け付け、より優れていると評価されるものを選考して表彰するもので最終審査は13日に展示会場で実施される。
INTER BEE CINEMAは、国内から世界へと飛躍が著しい日本の映画制作の最前線を担う技術とプロフェッショナルが集合し、そのテクニックと感性や創造性を発信する。特に、映画制作現場をリアルに再現しライブデモとして実施する「スタジオセットエリア」は、国内一流の撮影陣の参加により、広く映像制作に携わるプロのみならず次世代のコンテンツメーカーを触発する体験の場として展開する。また、メディア・エンターテイメント業界のエキスパートが集結し、業界の最新技術動向や新しい発想を提案する多彩なセッション、またテーマを絞った内容の濃いディスカッションまで、多岐にわたるコンファレンスを実施する。
(写真は初日の会場の様子)
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオの番組および会見記事、デジタル家電(オーディオ、PC、カメラ等)、アマチュア無線を担当