
NHK連続テレビ小説「あんぱん」主人公の父親、朝田結太郎役・加瀬亮さんがコメント
「やなせさんは昔から好きな人だったので、参加できてうれしかった」
3月31日に放送がスタートしたNHK2025年度前期連続テレビ小説「あんぱん」。
主人公・朝田のぶ(今田美桜)の父親・朝田結太郎は商事会社に勤め、仕事で各地を飛び回りながらも妻と3人の娘をとても大切にしている人物だ。そんな結太郎役を演じている俳優の加瀬亮さんが役どころや作品への思いをコメントした。
――演じている結太郎は、加瀬さんから見てどんな人物ですか?
台本を読んだときに、穏やかで、当時にしては先進的な価値観を持つ人物だという印象を受けました。娘たちに対しても「女らしくしなさい」というよりは、「膝をすりむいて帰ってくるくらいがいい」と思っているような父親で。家のことはすべて妻である羽多子さん(江口のりこ)に任せていますが、それに対してもきちんと感謝がある人だと思っています。貿易の仕事を選んだのは、きっと自由な世界を夢見ていたから。描かれてはいませんが、「石屋を継げ」と言う父・釜次(吉田鋼太郎)にも、「この仕事をさせてくれ」と何度もお願いしたんだと思います。
――結太郎が娘たちを大切に思い、言葉をかける姿が印象的でした
ああしろ、こうしろとは言わず、やりたいことに向かって遠慮するなと言ってあげられる父親ですよね。「女子も大志を抱きや」というセリフが2回出てきますが、脚本家の方がこの言葉を大切にしたいのだろうと思いました。あくまでも僕が台本を読んだ感覚ですが、強い言い方だとあまり心に残らないような気がして。サラッと言いつつも、のぶの心にしっかりと届くようにできたらなと。そんな気持ちで臨みました。
――この作品に対しての思いを教えてください
やなせさんは昔から好きな人だったので、今回参加できてうれしかったです。昔、「アンパンマン」の絵本を読んで、心があったかくなったことを覚えていて。その後、やなせさんの戦争体験の記事をいろいろ読んで、やさしい人なんだろうなという印象がずっと残っていました。第1回の冒頭にありましたが、変わらない正義とは何なのか。僕はこの先の物語は分かりませんが、この作品がそんなテーマを大切に描いていってくれることを願っています。
■2025年度前期 連続テレビ小説『あんぱん』
【放送予定】2025年3月31日よち全26週(130回)
[総合](月~土) 午前8時~8時15分ほか(土曜日は1週間の振り返り)
[BS][BSプレミアム4K](月~金) 午前7時30分~7時45分
【作】中園ミホ
【音楽】井筒昭雄
【主題歌】RADWIMPS「賜物」
【語り】林田理沙アナウンサー
【制作統括】倉崎憲
【プロデューサー】 中村周祐 舩田遼介 川口俊介
【演出】柳川強、橋爪紳一朗、野口雄大、佐原裕貴、尾崎達哉
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオの番組および会見記事、デジタル家電(オーディオ、PC、カメラ等)、アマチュア無線を担当