DCAJ 「TechBiz」支援で7件採択

一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、コンテンツ技術を核とした海外展開のための連携を支援する事業「TechBiz」を実施している。この度、応募された技術の中から厳正な審査により、7件が「TechBiz2024」における支援技術として採択された。
これらの技術は、国内外の先端コンテンツ技術とクリエイターや開発パートナーのマッチングの場である「INTERBEE IGNITION X DCEXPO」(会期:11月13日(水)~15日(金)) に出展し、国内外へ向けた英語ピッチも実施する予定。▽Auto VR:「AutoVR」
AutoVRは、自動車販売店向けにVR技術を用いた支援サービスを提供する企業。主にトヨタ販売店が直面する課題に対し、展示車や試乗車の不足、人手不足、業務効率化などをサポート。具体的には、高品質な3Dモデルを活用し、店舗での商談において車両の内外装やオプションを視覚的に提案することが可能。これにより、顧客はより具体的な購入検討ができ、販売店は商談の効率を高めることができる。また、ヒートマップ機能を用いて顧客の関心をデータとして可視化し、商談管理システムと連携することで、よりパーソナライズされたサービスを提供する。さらに、オンライン商談機能や3D動画生成機能もあり、顧客の購買意欲を高める多様なツールを提供する。

この記事を書いた記者

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。