河野太郎デジタル相インタビュー「消費者が便利になったと実感できることが重要」

 河野太郎デジタル相はデジタル庁でインタビューに応じ、政府のDX化の現状や課題、今後の展開などについて語った。 ――現在のデジタル政策の最優先課題、他省庁の協力関係は 河野 世の中をいかに便利にするのか、デジタルを通じてビックデータを得られたりするものをいかに経済成長に繋げていくのか。また、国際的にDFFT(Data Free Flow with Trust:信頼性のある自由なデータ流通)のようなルールを日本がリーダーシップを取ってどこまでやっていけるのかのが、大きな目標となっている。 まずは、デジタル化、政府のDX化で、生活が便利になったことを実感してもらうことがこれから重要になってくる。 各省庁にも、それぞれシステムを担当してもらう部門があるので、そこは頑張ってもらわないといけない。 システムを見ていて“これはひでえシステムだな”というのがいくつもあったので、ダメなものはダメと早い段階から、きつく言わないといけない。 手伝ってよいものにしてあげられるようにデジタル庁も頑張ってサポートします。(全文は10月3日付第7450号4面に掲載)