【特集】関西放送機器展レポート パナソニック コネクト

■パナソニック コネクトは、IT/IPプラットフォーム「KAIROS」のクラウドおよびオンプレミス版を中心に展示した。 「KAIROSクラウドサービス」は、自由度の高い映像制作を可能にした「KAIROS」をクラウド化し、様々なアプリケーションと連携することで「撮る・創る・映す」ワークフロー全体をシームレスにつなぎ、いつでもどこでも手軽に使えるサービス。ライブ映像のスイッチング・コンテンツ管理機能をコアとした「KAIROSクラウド プラットフォーム」を軸に、シームレスな映像制作ワークフローを実現。現場からネットワークにつなぐだけで、省力化および機材数の最小化と、リモートによる分散型ワークフローが可能になり、約30%の業務効率化を実現。さらに、サブスクリプション型サービスで初期投資を抑え、最適かつ最新のサービスをいつでも、どこでも利用でき、手軽により良い映像を制作できる環境を提供する。 一方、「KAIROSオンプレミスではメインフレーム「AT―KC200T」を紹介。従来機種の「AT―KC100T」と比べて約1・5倍の映像処理能力を有する高性能GPU/CPU構成により、自由度の高いライブ映像処理を低遅延で実現。また、静音性も向上しており、外でも使用できるレベルになったとしている。さらに独自ソフトウェア技術をベースにしながら、オープンソフトウェアアーキテクチャーを採用することにより、システムに高い柔軟性と拡張性を確保している。(全文は7月26日付け3面に掲載)