BS‐TBS 木曜ドラマ23『帰らないおじさん』記者会見

 BS―TBSはこのほど、10月6日に放送がスタートする木曜ドラマ23『帰らないおじさん』(全10話)の制作会見を都内ホテルで開いた。会見には、出演者の光石研、高橋克実、橋本じゅん、清水麻璃亜が出席した。 同作は、漫画家・西村マリコ氏の同名漫画が原作。3人の企業戦士のおじさんが働き方改革によって生まれた“アフター定時”を思いのまま自由に謳歌する姿を描くハートウォーミングドラマ。光石は銀行支店長でおじさんグループのリーダー星さん、高橋はスーパーの店長・渡辺さん、橋本はスポーツ用品メーカーの営業部長常田さん役を演じる。清水はそんなおじさんたちの姿に魅せられるOL松永麗子という役どころ。 撮影は今夏、全話をわずか1ヵ月という超短期間で撮りきったということで光石、高橋、橋本の3人は日焼け顔で登壇。高橋は「今まで経験してきたロケの中で間違いなくワースト3に入るくらい過酷でした」と本音を吐露。光石は「日の出とともに集まり撮っていたので、夕方になってくると皆、無口になっちゃって…。でも、子どもの頃に戻ったみたいで、本当に楽しかったですよ」と振り返った。3人の中では一番の“若手”である橋本は「第1話では、コンセプト通りに“熱血漢の仕切り屋”というキャラクターを意識しましたが、皆さんすごい先輩なので、いつの間にかどんどん素の自分になってきて、2話以降は、ほぼ素が出ています」と笑った。 ドラマの出演を通して“おじさんへの見方が変わったか”という質問に対して清水は「皆さん少年のようなかわいらしさがあって、リアルに“おじキュン”していました。見てくださる方もぜひ、“おじキュン”していただけたらなって思います」と笑顔でアピールした。