CEATECが開幕 NICTは4つの研究領域成果を発表
「CEATEC 2022(シーテック2022)」が幕張メッセにおいて10月21日(金)まで開催している。併せて10月1日から10月31日までオンライン開催も実施している。3年ぶりのリアル開催とオンライン開催によるハイブリッド開催となる。 今回の開催テーマは「経済発展と社会課題の解決を両立する『Society 5.0』の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、『共創』によって未来を描く。」 会場は大きくトータルソリューションエリア、キーテクノロジエリア、スマート×インダストリエリア、パートナーズパーク、グローバルエリア、スタートアップ&ユニバーシティエリアに分かれている。 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、「CEATEC 2022」に出展しトータルソリューションエリアにおいて、「Beyond 5Gで実現するすべてが繋がる未来社会」をテーマに、その実現に必要不可欠な「4つの研究領域(Beyond 5G/AI/量子情報通信/サイバーセキュリティ)+オープンイノベーション」の研究を紹介しているほか、スタートアップ&ユニバーシティエリアでは、起業家甲子園・起業家万博や過去起業家甲子園出場者/NICTベンチャーを紹介している。 展示内容は次の通り。 ◇トータルソリューションエリア=「Beyond 5Gで実現するすべてが繋がる未来社会」をテーマに、その実現に必要不可欠な「4つの研究領域(Beyond 5G/AI/量子情報通信/サイバーセキュリティ)+オープンイノベーション」の研究を紹介する。▽Beyond 5Gによって実現される2030年以降の未来生活とは?▽Beyond 5Gを目指したテラヘルツ帯無線伝送基盤技術▽QKDネットワーク上の量子セキュアクラウド▽プライバシー保護連合学習技術DeepProtectの社会展開▽インシデント分析センターNICTERとスピンオフ技術の社会展開▽NICTの多言語コミュニケーション技術~「言葉の壁のない世界」が見えてきた~▽高齢者の介護を支援するマルチモーダル音声対話システムMICSUS(ミクサス)▽メタマテリアル電波散乱シート~貼るだけで5Gミリ波帯電波不感地帯を解消~▽DXに向けて製造現場のリアルとバーチャルを繋ぐワイヤレス技術▽超瞬間IoT!働くロボット同士の鬼ごっこでデータを〝さりげなく〟回収。 ◇スタートアップ&ユニバーシティエリア=起業家甲子園・起業家万博や過去起業家甲子園出場者/NICTベンチャーを紹介する。▽New Space Intelligence=マルチ衛星データの利用を実現するデータパイプライン▽LOOVIC=空間認知の社会課題を解決する、人の移動支援技術▽ゴレタネットワークス=在宅医療的ケア児のためのメディカルIoT技術の紹介▽エイシング=機械制御・異常検知向け超軽量エッジAI▽いえいろは=熟練した屋根職人のみによる屋根修理プラットフォーム▽TransRecog=世界初、印刷・注釈禁止PDFに書き込めるソフト▽アルム=NCプログラミング完全自動化AIソフトウェア ARUMCODE1▽otta=IoTを活用した地域の見守りプラットフォーム▽炎重工=高度な制御技術を有する水上ドローンの紹介▽エニシア=カルテから医療情報を抽出する「カルテ活用サービス」▽パリティ・イノベーションズ=空中映像、非接触空中スイッチ・空中タッチディスプレイ▽国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)=アイディアを形に! ICTスタートアップを応援する。 ブース・T064
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