【InterBEE報告】パナソニック コネクト LIVE IP × リモートプロダクション

パナソニック コネクトは、「Inter BEE 2022」のリアル展示会に出展した他、11月1日(火)~12月23日(金)に開催されているオンライン展示会に出展している。 映像制作/放送関連機材部門では、「映像制作が自由になる LIVE IP × リモートプロダクション」をテーマに、共創パートナーの技術と連携した映像制作のデモンストレーションや、KAIROS、カメラシステムソリューション、ライティングソリューションなどLIVE IPを支える最新のソリューションを展示した。 ブース正面のメインステージでは、大阪~幕張メッセ間をリアルに繋ぎ、リモートプロダクションを活用したプレゼンテーションとスポーツ中継/eスポーツ配信の映像制作を実演。プレゼンテーションでは、KAIROSのコア技術を活用し、多彩な映像表現を提案した。 ブース内部のKAIROSコーナーでは、2022年10月に発売開始したKAIROS小型コントロールパネル「AT―KC10C2G」やKAIROS オンプレミスの各種追加機能を展示した。また、KAIROS クラウドサービスのテクノロジーパートナーとのハードウェア連携やアプリケーション連携による機能拡充など、進化し続けるソリューションを紹介した。 高精細映像伝送システム(AVQoS)は、5Gの超大容量を活かした高精細映像を途切れず伝送するコーデック技術。ネットワーク適応映像符号化技術により、マラソン注家のような移動しながらの映像も雨らかに伝送できる。また、低遅延映像伝送技術により、カメラを見ながら遠隔操作・制御をワイヤレスでも違和感なく実現できる。 新製品の4Kデジタル入力レコーダーは、12G―SDI/HDMI 4K60P入出力端子を搭載し、4K映像を記録することができる。H.265(HEVC)/H.264(AVC)/MPEG2(DVDビデオ)の3種類の録画方式に対応し、コンテンツ活用に合わせた選択が可能。この他、クラウドサービス「街演出クラウド YOI―en(ヨイエン)」とKAIROSの連携を参考出展していた。(全文は12月7日付4面に掲載)