【ロジックジャム開催特集】ATENジャパン

「LOGIC JAM放送機材展 2023」が8月29日(火)に開催される。LOGIC JAMは北海道地区唯一の放送関連機材の展示会として、映像制作に携わる人々へ向け、最新の制作機器の情報、また業界の方向性を迅速かつ正確に配信してきた。2019年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により中止していたが、2022年に3年ぶりの開催となった。 開催日時は8月29日9時30分~18時。会場はロイトン札幌 3階 ロイトンホールA・B(札幌市中央区北1条西11丁目)。入場は無料。 【ATENジャパン】 今回は、「KEシリーズ」や「VMシリーズ」など映像制作や映像伝送の環境改善に役立つ製品などを多数展示する。 ▽マルチキャスト対応IP―KVMエクステンダー「KEシリーズ/KXシリーズ」:このうちDisplayPort IP―KVM(5K 解像度&10GbE ネットワーク対応)「KX9970」は、イントラネットや専用ネットワークを通じてDisplayPortコンピューターに接続し、遠隔からでもセキュアで、中断されないコンピューターへのアクセスを実現する。最大10Gbpsの光ファイバーネットワーク接続、優れた5K対応A/Vパフォーマンス、周辺機器の高速データ共有をはじめ、その他多くの新機能をサポートしている。8/10/12ビット色深度のネイティブDisplayPort信号処理を搭載、Adobe RGB/sRBG/YCbCr/YUVカラースペースを含む幅広いカラースペクトルにより、IPデータ伝送によるリアルタイムKVM経由でロスレスビデオ圧縮を容易にする。グラフィックカードのディザリング効果とHDR10を使用することで、より滑らかな画像レンダリングによって幅広い明るさを提供。 ▽マトリックススイッチャー「VM6809H」:4K解像度のHDMI信号をシームレス切替・分配できる8入力9出力HDMIマトリックススイッチャー。4K@60Hz解像度対応、HDMI 2.0およびHDCP2.2に準拠。FPGAマトリックスアーキテクチャーの採用により、フレームバッファーによって、連続したビデオストリーミング、リアルタイムな切替操作、信号の安定した送信およびシームレス切替を実現している。さらに、高性能なスケーリングエンジンを搭載しており、入力機器の解像度を出力ディスプレイの実効解像度に合わせてスケーリングする。(全文は8月28日付3面に掲載)