【特集】ケーブル技術ショー マスプロ電工
マスプロ電工は、「ケーブル技術ショー 2023」に出展し、災害時の緊急情報を伝える『ケーブルラジオシステム』などを出展する。 同社ブースでは、災害時の緊急情報を伝える『ケーブルラジオシステム』や遠隔からテレビ信号の状態を監視する『TV信号モニタリングシステム』(参考出品)、市場で好評を得ているデジタルレベルチェッカー・光パワーメーターを提案する。 また、新発売のBS・CS帯域のレベル差をチャンネルごとに自動補正し、伝送システムに合わせた出力レベル調整が可能なBS・CSチャンネルプロセサーやシステムに合わせ必要な機能を選択できる『光受信機(V―ONU)』などを展示する。 主な出展製品は次の通り。 ▽ケーブルラジオシステム=ケーブルテレビ網のFM帯域(76~95MHz)を活用したケーブルラジオシステムを提案する。同システムは災害時の緊急情報や地域に密着した身近な情報を、ケーブルテレビ局のセンターより各家庭などに設置されたケーブルラジオ端末へ配信するシステム。 ▽TV信号モニタリングシステム(参考出品)=遠く離れた集合住宅やビルなどのテレビ信号を自動測定、可視化できるTV信号モニタリングシステムを展示する。TV信号モニタリングシステムは、テレビ信号のレベルや、MER・BERなどを測定するTVモニタリング装置と、そのデータを集約・蓄積し一覧表示を行うサーバーを、インターネットを介して利用するシステム。しきい値を設定することで、レベル低下や信号品質の劣化が生じたときに、メールで通知するため、従来テレビ映像が見られなくなった視聴者からの連絡で対応していた受信障害事案に、素早く復旧に向けた対応が行なえる。(全文は7月19日付け4面に掲載)
この記事を書いた記者
最新の投稿
- 実録・戦後放送史2024.09.02連載にあたって
- 筆心2024.09.022024年8月26日(第7712号)
- 放送ルネサンス2024.09.02放送100年特別企画 「放送ルネサンス」第1回
- 放送2023.09.01ビデオリサーチ 災害情報入手経路の7割が地上波民放テレビ