【InterBEE報告】マウスコンピューター 高性能WS「MousePro―W997DA6」
マウスコンピューターは、2022年11月16日(水)~11月18日(金)に開催された「Inter BEE 2022」に出展し、高性能ワークステーション(WS)の他、ゲーミングPCブランド「G-Tune」、クリエイターモバイル、ビジネス向けスタンダードパソコン、モニタなど幅広いラインナップを紹介した。 高性能WS「MousePro―W997DA6」は8K動画編集や3DCAD・CGなどのコンテンツ制作に対応するモデルで、GPUにNVIDIAの「RTX A6000」を搭載。CPUはIntelの「XEONスケーラブル・プロセッサー」を2基搭載可能(1基もしくは2基から選択できる)で、最大80スレッドによりどうか編集・CG制作・数値計算を高速化する。メモリは標準が32GB(8GB×4)で、最大128GBまで搭載できる。大容量メモリにより、メモリの容量が速度や効率に影響するCGレンダリングや動画編集に最適という。また、豊富な拡張スロットを用意しており、ユーザーの業務内容に応じて様々な拡張カードや増設ストレージを増設することができる。なお、同機はニコンブースでニコン製ミラーレスカメラ「Z9」で撮影した8K動画の編集用としても展示されていた。 WSではDAIVシリーズの「Z9―A45」も紹介。3DCADや特殊効果、4K動画編集も快適に動作するようにGPUには「NVIDIA RTX 4500」を搭載している。性能だけでなく、スタジオ内での移動を想定してキャリングハンドルを標準装備し、BTOでキャスターを取り付け可能にするなど使い勝手も考慮している。 クリエイターモバイルの「DAIV 6H」は、マグネシウム合金ボディを採用し、厚さ約18・5㍉、重量約1・65㌔。「NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU」およびアスペクト比16:10の16型高解像度WQXGA(2560×1600)ディスプレイなど高性能でありながら、薄型・軽量を実現している。また、ディスプレイはsRGB比100%の広色域パネルで正確な色表現が可能。CPUは「インテル Core i9―12900H プロセッサー」、メモリは標準でDDR5―4800 32GB (16GB×2)、最大で64GB(32GB×2)、ストレージ はM.2 SSD 1TB(NVMe Gen4×4)を搭載。ディスプレイ出力3(右側面 HDMI×1 / Thunderbolt 4×1、左側面 USB3.1 Type―C×1) 、USB3.0 (5Gbps)×2(右側面 Type―A×1/左側面 Type―A×1)、USB3.1 (10Gbps)×1(左側面 Type―C×1(USB PDおよび画面出力に対応)に加え、Thunderbolt 4×1 (右側面 Type―C×1 USB PDおよび画面出力に対応) を装備するなど豊富なインターフェースを搭載している。(全文は12月7日付4面に掲載)
この記事を書いた記者
最新の投稿
- 実録・戦後放送史2024.09.02連載にあたって
- 筆心2024.09.022024年8月26日(第7712号)
- 放送ルネサンス2024.09.02放送100年特別企画 「放送ルネサンス」第1回
- 放送2023.09.01ビデオリサーチ 災害情報入手経路の7割が地上波民放テレビ