ABEMA『W杯キャスター』にナイナイ・矢部浩之が就任
動画配信サービス「ABEMA（アベマ）」はこのほど、今秋11月21日に中東カタールで開幕する「FIFAワールドカップカタール2022」について、お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之が「テレビ朝日・ABEMAワールドカップキャスター」就任したと発表した。 矢部はテレビ朝日系のサッカー情報番組「やべっちFC～日本サッカー応援宣言～」のメインMCを長年務めたほか、高校時代はサッカー部に所属するなど、サッカーへの熱い愛を持つ人物として知られている。さらに、日本が初めてFIFAワールドカップに出場した1998年大会から6大会連続、現地観戦してきた貴重な経験を持つ。 今回のワールドカップキャスター就任については「オファーをいただいた時、ちょっと震えましたね。家で国歌斉唱の時の選手たちのように、胸に手を当てて目を瞑ってしまいました。改めて、今回のワールドカップも日本代表を応援できるんだと非常に嬉しかったです！」と喜びを語り、ABEMAでの視聴については「スマホやパソコンでも視聴することができるので、僕も移動中に利用するかもしれません。サッカーファンはもちろん、興味がない方もその場で観戦できますので、日本代表の応援にはとてもいいと思います」と利便性をアピールした。 今大会で日本代表はスペイン、ドイツ、コスタリカと同じ、グループEに入った。一部では“死のグループ”と称され、激戦は必至と見られるが「厳しいところに入ったとは思っていますが、まずは初戦のドイツ戦が大事。勝てれば最高なんですが、ドローでもすごいなと思います。それで、先々の試合の展開が変わってくるんで」と鋭く分析してみせた。 「FIFAワールドカップカタール2022」の放送について、テレビ朝日は、11月27日の「日本対コスタリカ」のほか、全10試合を生中継し、ABEMAは全64試合を無料生中継する。さらに、ニュースや特別番組の放送に加え、ABEMA独自で各試合の名場面をまとめたダイジェスト映像の最速配信やマルチアングル映像など、本大会をあますことなく楽しむことができる様々な取り組みを実施する予定だ。 最後に矢部は「日本代表のベスト8以上をお手伝いする熱い応援と、サッカーの面白さを伝えることを意識して、ワールドカップキャスターを務めます！」と熱く意気込みを語った。
この記事を書いた記者
最新の投稿
実録・戦後放送史2024.09.02連載にあたって- 筆心2024.09.022024年8月26日（第7712号）
放送ルネサンス2024.09.02放送100年特別企画 「放送ルネサンス」第1回
放送2023.09.01ビデオリサーチ 災害情報入手経路の7割が地上波民放テレビ