【コミュニティ特集】シンクレイヤ、コミュニティ緊急災害伝達システム

シンクレイヤは、コミュニティFM放送波を利用した緊急災害情報伝達システム(プッシュ型自動起動対応ラジオ)を販売している。 この緊急災害情報伝達システムでは、コミュニティFM放送局に音声切替器「SSC―4」を導入・設置することにより、Jアラートからの国民保護関連情報、防災無線放送、臨時マイク放送、スケジュール放送など多様な放送が可能となり、地域住民世帯に配布された防災ラジオ「SFM―202」で緊急放送を受信することが可能となる。 音声切替器「SSC―4」は災害が発生した際、通常の放送ソースが流れているところに、外部制御によって防災ラジオを起動するための起動音声信号を発生させ、緊急放送音声を足し合わせることにより、割り込み放送を実施する。 防災ラジオ「SFM―202」は、コミュニティFM放送局からの起動音声信号により待機状態からでも緊急災害放送を受信でき、プッシュ型緊急情報受信端末として機能する。また、他のFM放送局、AM放送局を受信中している途中でも、起動音声信号の指示によってコミュニティFM局を自動選局し、受信する。緊急放送時には最大音量で受信し、緊急ランプが点滅して緊急事態であることを視覚的にリスナーに告知する。 シンクレイヤは緊急災害情報伝達システムにより、激甚化傾向の自然災害から地域住民の安心・安全な生活を守る一助となるよう、地域における災害情報伝達の多様化・多重化を支援していく。