【特集】ケーブル技術ショー シンクレイヤ
シンクレイヤは「ケーブル技術ショー」に出展する。テーマは「新時代に『再』適化」。ブースでは、少子高齢化や人口減少といった新しい時代を背景に地域DXの中心的な役割を担い、地域社会構築に取り組んでいるケーブルテレビ事業者に向け、同社が開発し、手掛けている最新ソリューションを提案する。 全サービスの基盤となるインフラ設備の高度化については、今後リリースを予定している「10G対応」ONT/ONUをはじめとしたPON製品群を紹介する。いよいよ本格化する10GサービスにXGS―PON/10G―EPONの両規格ともソリューションを提供、ケーブルテレビ事業者が安心して採用できるラインアップを揃えている。 これまで採算性の観点から拡張を見送っていた低密集度の地域に対しては、事業エリア化が可能となるよう「分散サブセンター」を提案する。各種サイズの屋外型のキャビネットや屋外型OLT、UPSを組み合わせることにより建築コストと期間を大幅に抑制することができるソリューション。好評の「統合管理システム」と組み合わせたリモート監視を実演する。また、既設集合住宅のネットワーク化には、新たに「電話線を利用したG.hn方式」と「透明光ファイバーによる配線方式」を参考出展する。 今回の目玉の一つとしては「AR(拡張現実)」を利用した地域活性化ソリューションの一例を紹介する。ケーブルテレビ事業者の「高い地域密着性」という強みを活かし、地元自治体や企業などとのコラボレーションで地域の活性化につなげる提案となる。本サービスも実演を交えての紹介を行う。(全文は7月19日付け5面に掲載)
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