時代劇専門チャンネル 映画「仕掛人・藤枝梅安」完成披露試写会 開催
時代劇専門チャンネルを運営する日本映画放送と時代劇パートナーズは1月26日、時代小説家・池波正太郎氏生誕100年を記念し製作した映画『仕掛人・藤枝梅安㊀㊁』(第1作、第2作)の完成披露試写会をイイノホール(東京・内幸町)で行った。会見には、河毛俊作監督、主演の豊川悦司とともに共演者の片岡愛之助、菅野美穂、天海祐希、椎名桔平、佐藤浩市が登壇し、作品の魅力を語った。 今年1月25日に生誕100年を迎えた時代小説家・池波正太郎氏が1972(昭和47)年に発表した「仕掛人・藤枝梅安」(講談社)シリーズは、累計発行部数600万部を超える大ヒット作として没後32年を経た今なお多くの読者を魅了し続けている。主人公・品川台町に住む藤枝梅安は、腕の良い鍼医者として人の命を救う表の顔と、裏稼業の元締から報酬を受け、人知れず悪を葬る仕掛人という、2つの顔を持つダークヒーローだ。 完成披露試写会では、第1作の上映後にセレモニーが開かれた。河毛俊作監督、豊川悦司、片岡愛之助、菅野美穂、天海祐希、椎名桔平、佐藤浩市が舞台に登場すると、抽選で選ばれた観客からはどよめきとともに大きな拍手が沸き起こった。 最初にマイクを手にした豊川は「2年前に行われた製作発表会見の際、“楽しみに待っていてください”と言いました。皆さんにお約束した、そのことを、自信をもってお届けできる作品になったと思います」とあいさつ。河毛監督は「池波正太郎先生の原作を擦り切れるまで読み込み、原作に忠実な形で撮影に臨みました。梅安のイメージは身体が大きく、動きもきれいで、地の底から這い上がってくるような色気がある人物です。それを考えると今、梅安を演じられるのは豊川悦司さんしかいないだろうと思いました。そして撮影に入り、カメラをのぞいた時、まさに“ここに梅安がいる!”と思いました」と豊川“梅安”を絶賛した。(全文は1月30日付けに掲載)
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